2015/03/15 02:27


3月に入って過ごしやすくなってきましたね。
春はもうすぐそこ、
ぽかぽか陽気の空の下、
公園でヨガやピクニックをしたり、音楽フェスにでかけたり、
週末の予定を立てる楽しみが増える春の到来が待ち遠しい!

寒いのが苦手な店主は、春の陽気にワクワクしているこの頃です。

さて、今回はブログ第一回目ということで、
Wayuu Mochila Store開店に至るまでのお話、Wayuu族との出会いについて少し書いてみようと思います。
当店ではコロンビアとベネズエラの国境付近に生きるWayuu族の女性達が作るハンドメイドバッグ、Wayuu Mochilaを販売しています。
Mochilaはスペイン語でバッグの意味。Wayuu族が作るバッグというところから、Wayuu Mochilaと呼ばれています。

2014年、私は、Wayuu族が住む村を初めて訪れました。
このエリアは砂漠と海が共存していて、人々は主に魚を食べて暮らしています。
スーパーなんてものがこの砂漠地帯にあるわけもなく、新鮮な野菜はとっても貴重!
そんな環境で、男性は漁業を営み、女性は日々バッグを編んでいます。

この地域では、電気や水道が通っていない世帯が多くあり、夜になれば星空がお見事、そして、真っ暗です。
キャンドルを灯すにも、
「あ、今キャンドル切らしちゃってて...。近くの売店も開いてないから暗いけどがまんして...。」
と、灯りが一切ない夜もありました。
水は、桶に貯めた水を大事に大事に使っていきます。雨も滅多に降らないこの地帯では、真水はとても貴重。

ここでの暮らしは、きっとその昔、人が当たり前にしていた営みの姿。
とはいえ、先進国と呼ばれる国に生まれた私たちにとって、
電気や水はあって当たり前の生活で、彼らのような生活環境を日常として生活するのは、感覚的になかなか難しい。
電気も水もない生活の中で、何もないところから工夫し自然と共存していく彼らの姿から、
私は現代人が忘れがちな、大切な事を発見させてもらったように感じています。
どんな環境下でも順応することの大切さを、改めて学んだのだと思います。

そんな素晴らしい体験とWayuu族との出会いから、
Wayuu Mochilaの作られる工程や、バッグ作りの背景にあるストーリーを知る機会に触れました。

彼らの住む砂漠地帯のこのエリアでは、
日用品を手にいれることが難しいように、
バッグを売るのも容易いことではありません。

貧困から、大都市に移り住んで路上でバッグを売る家族もたくさんいます。
彼らの伝統を守るべく集落においての生活は、そう簡単なことではなくなってきているようです。

この素晴らしい彼らの知恵と技をもっと多くの人々に知ってもらい、
バッグを販売できる機会を増やすこと、そこから彼らの長的な生活支援を目指していきたい、
そんな思いから、Wayuu Mochila Storeは開店へと至りました。

これから先、
Wayuu女性たちの素晴らしいアイディアと技と共に、
素敵なバッグたちを皆様にお届けしていけることを楽しみにしております。

今後、このブログからは、Wayuu族のお話、バッグにまつわるストーリー、
また、入荷情報や企画情報などのお知らせをしていく予定です。どうぞお楽しみに!

今後とも、Wayuu Mochila Storeをどうぞよろしくお願いいたします!







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